2009/8/6　東京国際フォーラム 　二度目の参加となるANSWERツアー。ちなみに山口周南公演のレビューはこちら。 　 　開演前、ギターを持ってステージに現れた男性はてっきりスタッフの方なのかと思ったのですが、どうやら違うらしい。名前は“エバラ健太”さんと言って、挨拶とちょっとした小ネタ（笑）を挟んだ後にアンジェラの『Rain』カヴァーを披露。アンジェラの太い声とは違って柔らかい癒し系の声。男性のこういう歌声は結構好きです。コンサート終了後迷いなくCDを買いに行きました（握手もしてもらった・笑） 　そして今夜のアンジェラ・アキも絶好調である。 　一曲目『たしかに』、ちょっと溜めの多い歌い方と気合の入ったピアノタッチが場内を盛り上げます。バックの二人も心なしか今日はなんだか気合が入ってた。 　アンジーは、東京では何度もライヴをやっているはずなんですが、お初の方が結構いらっしゃいました（ちなみに俺の恋人も初めてです・笑）　TODAYのとき観に来た方々はいずこへ（笑） 　そんなお初の皆さんのために例の注意事項（笑）を説明した後、“ANSWER”から『Knockin' On Heaven's Door』『Final Destination』を披露。FDのときの手拍子が少なかったのがちょっと寂しい。まあ、そこは個人の自由なので文句は言えませんが。 　四曲目『HOME』のバンドヴァージョンはやはりしっくり来る。何度聴いても昔の懐かしい思い出やらが頭の中にフラッシュバックされます。手紙なんぞ（笑）よりずっと名曲。 　もちろんここで例のコーナーを挟むわけですが、お初の方々には結構ウケていたようですね。俺も今回は知っている曲ということもあって楽しめました。与作とムーミンは何度聴いても笑ってしまう。 　盛り上がりを引き継いだままめざましTVのテーマソングでお馴染みだった『Again』。俺の恋人が好きな曲ということもあって、どうせならフルで歌ってほしかった。 　少しのトークを挟んだ後、ここでNHKの朝ドラのテーマソング『愛の季節』（未発表）を披露。TVのショートヴァージョンではよく分からなかったけど、この曲実は結構面白い。まだ肌寒い春先に運命的な出会いをし、四季の変化とともに変わっていく二人の関係を描いたもの。この“四季の変化”と“二人の関係の変化”が同じような形で流れ、最後には絆が一層深まるという、分かりやすいながらも内容はしっかり詰まっている楽曲である。CD化が楽しみ。 　そしてここからはこのライヴでも一番心を掴まれる『レクイエム』『Rain』『ダリア』の流れ。山口で聴いたときよりも一層迫力の増した『レクイエム』に再び圧倒され、本家本元の『Rain』に癒され、そして『ダリア』に泣かされる。 　三曲の中でも特に『ダリア』は、『Kiss Me Good-Bye』『This Love』に感じていた“青い炎”（分かりやすく言えばアンジーの“情念”）をひしひしと感じた。 　前三曲の流れが凄まじくて、どうしても次に来る『サクラ色』が潰れちゃう（笑） 　決してパヒュームではない（笑）沖山さんのヴォコーダーを交えた『ファイター』で手拍子が湧き、『ANSWER』で会場は総立ちに。 　ご当地ANSWERは“絶対東京タワーあるだろ”と思っていた俺の予想を裏切り“歌舞伎町+隅田川÷2＝東京”でした。なんか微妙だぞ〜（笑） 　最後の『手紙』合唱では例のとおり俺の音痴を披露し（笑）、ここで一旦アンジーたちは退却。 　アンコールはもちろん（笑）会場で販売しているグッズを引っ提げての登場。ソングブックも前回買ったし、今回はエバラくんのCDだけでいいや（笑） 　アンコール一曲目はリンドバーグの『今すぐKiss Me』（せっかくマッキーのほうの歌詞覚えてきたのに・笑） 　なんと、今夜そのリンドバーグの皆さんが会場にいらっしゃるそうです！　前のほうですごい跳ねてる人いるな〜と思ってたら本人たちだった（爆） 　そして最後は『This Love』。俺の三番目に好きな曲です。 OP. Black Glasses 01. たしかに 02.Knockin' On Heaven's Door 03.Final Destination 04.HOME 05.Hey Jude（THE BEATLESのカヴァー） 06.Again（二番カット） 07.愛の季節（未発表） 08.レクイエム（一部カット） ――ピアノ弾き語り―― 09.Rain 10.ダリア 11.サクラ色 ――――――――――― 12.ファイター 13.ANSWER 14.手紙〜拝啓 十五の君へ〜（合唱） Encore 15.今すぐKiss Me（リンドバーグ） 16.This Love